読書感想文 コミック編 ずっと失恋している異端の主人公。名作『失恋ショコラティエ』

コミック

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突然ですが、「失恋ショコラティエ」という作品を読んだことありますか?

すずやはこの作品が大好きで、連載が終わった今も全巻売らずに手元にあります。

今日はぜひおすすめさせていただきたく、魅力について語ります!

※注意 この文章は紹介のため、多少のネタバレを含んでいます。
    ご了承の上、お読みいただきますようお願いいたします。

作品について

『失恋ショコラティエ』は「月刊flowers」(小学館)で連載され、既に完結済みです。著者は水城せとな先生です。単行本は全9巻です。

2014年に嵐の松本潤さん主演、石原さとみさんヒロインでドラマ化されたので、こちらをご覧になったという方もいるかもしれません。

魅力① 失恋 of 失恋の不毛地帯からスタート

第1巻のネタバレになってしまうのですが・・・。

この作品、

第一話でフラれます。

第二話で、相手の女の人結婚します!

・・・

・・・

マジか!!

ってなりません?

いやー、これすごいですよね。
告白して振られてねばる恋愛コミックはたくさんありますが、まさか相手が既婚者になるとは!

恋愛コミックって基本的に結婚するまでの道のりを描くものが多いので、この作品読んだときはぶっとびました。

しかも主人公の目線で描かれるので、いきなりこの展開がやってきてスリリング。もう最初から飛ばしすぎでは!?というスタートです。

魅力② リアルな恋愛観

恋愛コミックですが、「うれし恥ずかしキラキラ恋愛コミック☆」みたいな成分はゼロです。

主人公の男の子も相手の気を引こうと努力しつつ、一方で自分のやっていることに疑問を感じていたりして、その心情がリアルです。

ほとんどすべてのキャラクターが欠点もあり、よいところもあるような人格としてしっかり描かれているので、共感や理解ができます。

恋愛そのものに対する考察(名言)も出てくるのですが、現実を冷徹れいてつに見た末の言葉なので、胸に響きます。

キラキラの少女漫画大好き!という人には、ちょっと合わないかもしれません。

魅力③ 恋愛の駆け引き

恋愛の駆け引きって、現実でリアルタイムで見ることがほとんどできませんよね?

自分が駆け引き上手か、親友が駆け引きうまくて毎日その話をしてくれる、とかではない限り、一つの恋愛で行われている流れを見ることはできません。

なのでこの作品を読むと、『ああ、恋愛でそういうことやっている人もいるんだ・・・!』という発見や驚きがあります。

ドラマよりもコミックがおすすめ

ドラマも面白いのですが、コミックをぜひ読んでもらいたいです。

理由は、駆け引きの映し方がコミックの方が分かりやすいからです。

「このコマよく見ると…」とか、「ああ、ここですれ違ったんだな…」とか、そういう点がコミックの方が分かりやすいです。

終わりに

さて、紹介はここまでとなります。
とても面白い作品なので、一人でも多くの人に楽しんでもらえたらとてもうれしいです!

こちらからは以上です!

※尚、この文章はあくまで個人の感想です。
 作品を読む場合は、各自の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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