新たなむずキュン、始まってます。『僕の心のヤバイやつ』

コミック

※アフィリエイト広告を利用しています

今日も今日とて面白い漫画のレビューです。

最近コミックレンタルを利用しているのですが、賞を取った漫画を推しているので、質の高い漫画に出会う機会が多いです。

今回ご紹介するのは、既に読まれている方も多いと思いますが、『僕の心のヤバイやつ』です!

基本情報

『僕の心のヤバイやつ』は現在マンガクロス(秋田書店)で連載されており、現在5巻まで発売されています。

累計130万部を超える人気作品です。

著者は桜井のりお先生です。

この作品は各種の賞を受賞しており、評価が高さがわかりますね。

※賞例

  • 「このマンガがすごい! 2020」オトコ編  第3位
  • 「このマンガがすごい! 2021」オトコ編  第9位
  • 「次にくるマンガ大賞2020」 Webマンガ部門 第1位
  • 「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」第1位

「王様のブランチ」などのマスメディアでもすでに取り上げられています。

読む前の期待は低かった

今回この作品が良かったのは、作品が最初の期待を裏切り、素晴らしかったからです。

漫画クロスさんのコミック紹介文がこちらです↓

 SNSで超話題の陰キャ少年と陽キャ美少女の
 極甘青春ラブコメディ!!

 陽キャが憎くてたまらない…。
 只今、中二病真っ最中の市川京太郎は、
 学園カースト頂点の美少女・山田杏奈の殺害を企む!
 だが、山田の意外な一
面を知ってしまい…!?

 陽キャ美少女と陰キャ男子。
 縮まるハズのない2人の距離に
 奇跡は起きるか!?

 陰キャ・京太郎の青春が今、
 かなり静かに動き出す…!!

 2021.9.26 マンガクロス公式ホームページより https://mangacross.jp/comics/yabai

ここまで読んだときの、私の感想はこうです。

「きっとラッキースケベ的な展開の、主人公男子が都合よくかわいい女子に好かれる、男子向けのいつものやつだよなー」

と。

とりあえず、賞取ってて面白いらしいし、いつも読まないような作品も読みたいから1巻だけ読むか…そんな気持ちで読み始めました。

結論:思ったよりもピュアな恋愛だった。

下ネタもあるし、女性の胸が強調されていたりするので、そういうのが一切ダメな人にはおすすめしません。
ラッキースケベ的な展開も多発しますし、正直こんな女子はいない…と思います。

が、それを踏まえた上でも、作品としてとても面白かったです。

主人公が中学生という設定で、お互いに初恋?という状態なので、思ったよりかなりピュアです。

はたからみたらバレッバレの両片思いですが、ちょっとずつ意識したり、行動したり、それが相手に伝わらずにねたり…というのが、甘酸あまずっぱいです。

この年代を大分前に通り越した身としては、もはや微笑ましいいきです。

ご都合主義な部分に目をつむれる方なら、男性だけでなく女性でも読めます。

また、10~20代だけではなく、30代以上でも面白く読めるのではないでしょうか。

推しポイントについて(ヒロイン)

学校一かわいい山田さんは、かわいいだけじゃなくて大食いでド天然のツッコミどころ満載の女の子です。

料理が好きで大人しいとか、ギャル系とか、いわゆる漫画によく出て来るタイプとは違います。

天然ドジっ子だってテンプレでしょ?と思う方。

山田さんは確かに天然ですし、主人公にちょっかいかけてますが、発想と行動が男子小学生みたいなところがあるので、「ザ・女の子」みたいなキャラクター像からも若干じゃっかんはみ出してます。

そういう山田さんが主人公を好きになってモダモダしてるところを見ると、「恋する女子ってかわいいよね」ってしみじみ思わせてくれます。

山田さんは自分の気持ちに正直なので、アグレッシブさも魅力です。

推しポイントについて(主人公のツッコミ)

主人公市川君も優しくていい子なのですが、詳しくは省略します(ごめん)。

さらなる推しポイントとしては、主人公のモノローグによるツッコミです。

主人公の心の中でのツッコミが、□で切り抜かれた中に文章で書かれていますが、それがときどき冴えわたります。何回か噴き出すこと請け合いうけあいです。

好きな女子であってもツッコミを入れる市川君も、中々いいキャラしてますよー。
盲目的じゃないところがいいんですよね、相手をちゃんと見てる感があって。

個人的には「山田さんの好きな恋愛漫画に出て来るヒーロー役って…君に似てると思うけどね…」って仮に友達だったら言ってあげたいです。

終わりに

さて、いかがでしたでしょうか?

興味のある方はぜひご一読ください。

こちらからは以上です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました