いつのまにかスタートしてる!『にがくてあまい refrain』

コミック

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基本情報

『にがくてあまい refrain』は『ふらっとヒーローズ』にて連載中です。


著者は小林ユミヲ先生です。

前作の情報

「refrain」となっているのは、この作品が第2シリーズだからです。

元々はマッグガーデン社から『にがくてあまい」』全13巻が発売され、第1シリーズは完結済みです。

第1シリーズの第1巻は2010年8月に発売、最終巻の13巻は2017年3月に発売されました。

2016年に映画化され、川口春奈さん、林遣都さんが主演を務めています。

1か月前にシリーズ読み通したばかり

リアルタイムで何冊か読んでいたのですが、前シリーズを最後まで読んでいなかったので、1か月前に読みなおしたところです。

そしたら、「最新刊」の列に見覚えのある絵がっ・・・‼

しかも4巻が置いてありました。

いつ⁉いつ始まったの⁉と思いながら、とりあえず1~3巻借りてきました。

前作のあらすじ

CMプランナーである江田マキは、料理もしなければ掃除もできない仕事人間。

ひょんなことからイケメンでゲイの片山渚と暮らすことになる。

特にベジタリアンの渚が作る料理はマキのみならず、周囲の人間から絶賛される腕前。

人生に挫折し迷走したり、家族に恵まれず傷ついた人々が、マキと渚の周囲に集まり、次第にその傷を癒していく―。

というような感じです。

お話的にはもっとコメディですが、メインの登場人物のほぼ全員が割とシリアスな事情を抱えています。

この作品の魅力は

まずは抜群の安定感。そしてありふれた悲劇をしっかりストーリーに乗せられる手腕です。

・様々な事情を持つ人々

この作品のメインの登場人物は、大体が家族関係もしくは異性関係で傷ついた人たちです。

「refrain」の方もおおよそその路線は踏襲されています。

・重たい事情をきちんと書ける

こういう書き方はあまりしたくないのですが、物語の悲劇って、パターンがある程度みんなの頭の中にあります。

なので、そこに重さを乗せられないと『ああ、ストーリー中に重めの話が必要だから入れたんだな』と、取って付けた感じが見透かされます。

この作品のいいところは、特に珍しい話ではないことでも、登場人物に寄り添って苦悩や悲しみを丁寧に書いているので、『よくある話を持ってきてんのねー、はいはい』とはならないところです。

ちゃんとストーリーの大事な要素として納得できます。

・キャラクターについて

キャラクターの感情表現も、細かくはないのですがわかりやすく豊かなのです。

動揺しているところの心情も伝わりますし、おいしいものを食べているところなんかはほっこりします。

キャラクターもみんなモヤモヤしていますが、性格の根幹がしっかりしているため、素直に応援できます。

というか、全員のメンタルが基本強い。このあたりは平成の風を感じます(笑)

時に不要な下ネタがありますが、コメディでオチを作る場合が多いので、暗くなりすぎないのもよいところです。

・料理について

完全野菜食のメニューが出てきます。ご興味のある方はそちらを作ってみても良いかもしれません。

私は興味ないので読み飛ばしてしまいます(すみません)。

“refrain”の方はどうなった?

新キャラが出て来て、彼女を中心に話が進みます。

近所のスナックのママの孫、五味岡ごみおか まことです。

彼女が渚の住んでいる長屋の隣の部屋に引っ越してくるところから第2シリーズが始まります。

彼女も深刻な事情を抱えており、渚が面倒を見る安定の展開です。

マキと渚のその後の関係も描かれていますが、この二人はさらにどうなるのか気になるところです。

終わりに

さて、いかがでしたでしょうか。

リアルタイムで読んでたよという方は、ぜひ第2シリーズをご覧ください。

とりあえず、『Renta!』では1・2シリーズ両方読めますので、アカウントある方は行ってください!

こちらからは以上です!

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