【ディズニープラス】『悪魔なカノジョは裁判官』から感想

ドラマ

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本日は、ディズニープラスの韓国ドラマからご紹介です。

毎日ディズニー観るのもつらいし、今回は韓国ドラマにしよう!といって見始めました。

感覚としては面白いけど、そんなに感動するほどでもないかなぁ、まぁ普通に面白い、という感じです。

ご興味のある方はご覧ください。

※ネタバレします

あらすじ

地獄で殺人者を裁くユースティティアは、嘘つき地獄に送るはずのカン・ビンナを誤って殺人者として裁いてしまう。

罰として地上で殺人者を見つけ地獄に送るよう告げられるユースティティア。

裁判官であるカン・ビンナの体に取りつき、殺人を行っていると疑われる人物を地獄に送るべく活動する。

刑事であるハン・ダオンと交流を持つうちに恋心を抱き始めたビンナだったが、近づくほど疑われやすくなるジレンマ。

彼女の行く末は無事任務を達成できるのか。そしてこの恋路はいかに。

という感じの話です。

第一印象:ヒロインの顔がいい

流石韓国ドラマというか、ヒロインがK-POPアイドルみたいにかわいいです。

日本の女優さんでいうなら、藤本美貴と永野芽都を足して2で割ったような、キレイ系・かわいさ・強さのある雰囲気です。

まさに悪魔の女王。

そして相手役の俳優さんもこれまたK-POPのような以下略で、メインキャスト二人はめちゃめちゃ顔がいいな、という印象です。

犯罪者の解像度が高い

最初のDV男や第3話の殺人犯など、犯罪のシーンがこまやかです。

最近の日本ではあまりお目にかかりませんが、血だまりやら血まみれの凶器やらが散乱しており、被害者もガッツリ血まみれです。

また、女性への執着でいきなりキレだすモラハラ気質、殺人犯の多重人格など、犯人への人物像がしっかりしています。

犯人役を演じる人たちの演技がキレッキレなので、おぞましさも倍増です。

日本のドラマだと割愛されがちな犯罪そのものの場面がしっかり描かれているのは新鮮ですが、暴力的な場面がほんとにだめ!という方や、トラウマがある方などは見るのをおすすめしません。

序盤のメインは”吊し上げ”

恋愛系の話や相手役の男性(役名:ハン・ダオン)の過去が明らかになると面白くなるのですが、6話まで見ないと話が進みません。

そのため、序盤は悪い奴をボコボコにすることがメインです。

特に推理のトリックなどはなく、古い殺人はリンチして罪を認めさせるという粗さなので、悪い奴がやられてスカッとするという人にはおすすめです。

長いし倍速視聴ができない。

面白いのですが、1時間CM無しなのが逆につらいです。

もはや体が50分で一話完結、という日本のペースに慣れているので、第6話くらいまでの1時間×2本でようやく犯人が一人つかまるようなペースがゆっくりに感じられます。

また、ディズニーの安いプランに加入しているため?なのか倍速視聴ができません。

スピード感を持って観たい!という方にはあまり向きません。

また、主人公と刑事役の男性との恋愛関係もほとんど発展しない上、トリックがある訳でも手がかりを一つずつ追っていくような内容でもないので、長い割にはスぺクタル感が薄いです。

集中力がある方は大丈夫ですが、一気に見たい!という方には向きません。

まじめな人には勧めない

現在第10話まで見ています。

内容は段々面白くなってきてはいるのですが、悪魔のようだったカン・ビンナが人間らしくなってくるとすずやは逆に興ざめしてきてます。

自分の任務のために他人の気持ちを顧みず殺人犯を軽くした後自分で殺してきたのに、人を好きになって人間らしくなったら一人の人間のために暴れるわ他人のために涙を流すわで「人によって態度違いすぎじゃないですか?」ってどうしても思ってしまいます。

人を好きだろうが好きじゃなかろうが、裁判官としてやるべきことは変わらないんじゃないのか?

人を好きになってその人物の周りだけ、特殊な力を持つ人間が必死になって助けて回るは不平等じゃない?

と思ってしまいます。

個人的には悪魔の論理でよしとしていたのに、悪魔が人間の倫理に寄ってきたなら、それは人間の倫理によって糾弾される余地ができるということだと思うのですが・・。

そういう矛盾を考え始めるとイライラしてくるのであまり楽しく見れません。

そして第10話になってもなお、自分の愛する人を救うことに一生懸命で別に反省をしているわけでもなく、ほんとに自分のことにしか興味がないんだね、あーあ、という気持ちになります。

なので、カン・ビンナが人間に近づいて恋愛が盛り上がるほど醒めます。

そもそも「私が悪と言ったら悪」で反省の余地のない人間が(地獄では)有力な裁判官という設定がおかしく、裁判を担う人物の公平さと悪魔という設定を同時に入れたからハレーションが・・とか、愛と哀れみ失くして真の裁判を行えるのか、そもそも情への理解がないのに公正な裁判を行うことができるのか、天の理はそれを是とするのか?・・とか考え出すとすずやのー、批判が―、始まりそうになってしまうー(笑)

そういうことに目を閉じてエンターテイメントとして楽しめるという人は、見たらいいと思います!

終わりに

何訳わかんねぇこと言ってんだこいつ、と興味を持った方は、ぜひディズニープラスで見てみてください。

Disney+

本日は以上です。

それでは失礼いたします。

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