【隣の男はよく食べる】コミック版で不可解なところがあるのでじっくり考えてみた。

コミック

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さて、本日は『隣の男はよく食べる』を久しぶりに読み返していたのですが、どうにも気になったところがあったのでじっくり考えてみました。

考察までというよりかは感想みたいな感じになるので、興味がある方のみご覧ください。

基本情報


コミック名:『隣の男はよく食べる』

作者:美波 はるこ

掲載雑誌:オフィスユー

出版:マーガレットコミックス(集英社)

魅力

ちなみにすずやは美波はるこさんが好きで、ときどき作品を読ませてもらっています。

成人女性が主人公の作品が多くて読みやすいですし、現実感のある心理を作品内に入れてくれる作者さんだと思います。

そのため、少女漫画にありがちな『そんな都合のいい話あるわけねぇだろ』という醒め方をしないで済む、というところが魅力です。

今回の作品も30代半ばの女性と20代前半イケメン男性という、リアルだと滅多にない組み合わせなのですが、『まあ漫画だしな・・・アリかも。』という気持ちにさせてくれます。

「2年間」の謎

さて、今回気になったところは「2年間」です。

主人公である大河内麻紀(以下麻紀ちゃん)と本宮蒼太(以下蒼太)が同棲するにあたって定めた期間が2年です。

これが作品内でちょくちょく出てくるのですが、気になったのは30巻の#089。

「2年ていったけど2年じゃ足りないかもな」(by蒼太)

の、台詞が。

訳わからん~~~~( ;∀;)

となりました。

なぜ分からなくなるのか

その数コマ前で、蒼太が大きなコンペの一次審査が通り、他の仕事も決まりそうだ、という話がでてきます。

それで「一人前に近づける」とも。

で、すずやの感覚としては、『彼女と釣り合う自分になるための2年間』なのかな?と予想してしまいます。

そうすると、「2年じゃ足りないかもな」ではなく、「2年かからずに済みそう」になるのでは?と思ってしまうんですよね。

自分が納得できるように考えてみる

で、いまいち腑に落ちないので、自分が納得できるように考えてみました。

蒼太が2年間の期間を設けたのは、

「自分が成長して仕事を取れるになり、事務所(自分の仕事。半自営業)の状態を軌道に乗せる」

というのがメインかなと。

仕事が増えた場合、一人前に近づくなら期間は短くなりますが、仕事を軌道に乗せる(仕事を増やしてさらにその状態を固定する)まで行くとすると、「2年間じゃ足りない」の説明が付きます。

仕事が増えてウハウハしてるから、いつまで経っても仕事落ち着けないかも~という嬉しい悲鳴、という考え方です。

もうひとパターン

もう一個考えられるとしたら、麻紀ちゃんの存在が有難すぎる場合ですね。

仕事取れるのはあの人のおかげ!あの人マジで女神や~。

なので、自分が釣り合うためにはもっともっと頑張らなくては!

だめだ、時間が足りない!!

という感じですね。

これもありだなぁ。

女神:麻紀ちゃんの実績

詳しく書かれていませんが、蒼太が独立したのは早く麻紀ちゃんに釣り合う人間になりたいからだと推察できます。

その上、

麻紀ちゃんに認められたい→仕事頑張る→結果出る→麻紀ちゃん喜ぶ→仕事頑張る→結果出る(以下麻紀ちゃん・・・に戻る)

のループに入っているので、 

「今の関係ってすごくいいよね」っていう発言になるんですよね。

ちなみにこの図を最初に描いた私の感想は、

「麻紀ちゃん永久機関かよ・・・」

というものだったことを添えておきます。

終わりに

限りなく個人的な引っ掛かりについて考えてみる回となってしまいました(;’∀’)

尚、該当作品は各種無料漫画アプリ、紙媒体、Amazonなどにもありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

それでは、本日はこれにて。

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