読書感想文 コミック編 『夏目アラタの結婚』

コミック

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さて、皆さんコミック読んでますか?

本日も面白いコミックに出会ったので、皆さんにお知らせしたいなーと思います。

タイトルはずばり、『夏目アラタの結婚』です!!

※注意 この文章は紹介のため、多少のネタバレを含んでいます。
    ご了承の上、お読みいただきますようお願いいたします

読み始めた経緯について

『夏目アラタの結婚』は小学館発行、乃木坂太郎先生が書いています。

一時ホームページを開くたびにこの広告がでてきていたので、皆さんご存じかもしれません。
この前たまたまTSUTAYAで見かけて、読み始めたら…、

面白い!!

1・2巻しかまだ読んでいませんが、内容をご紹介させてください!

あらすじ

児童相談所に勤める夏目アラタ(主人公。30代男性)は、ある中学生の男子を担当している。

その男子中学生は父親を連続殺人犯「品川ピエロ」に殺されており、父親の遺体の頭部はまだ発見されていない。彼は父親の頭部を見つけるために、刑務所にいる殺人犯と文通を始める。

その男子中学生が「夏目アラタ」の名前を使っていたため、アラタが替わって殺人犯と面会し、遺体の場所を探ることになるが…。

という内容です。

魅力① ストーリーのスピード感

なんといってもスリリングで展開が早い!
面会所のアクリル板越しに行われる、殺人犯との腹の探り合いにドキドキさせられます。
また、随所に挟まれる表情のアップやイメージが不気味さと怖さをあおります…!
ストーリーがテンポよく進んでいくので、ぐいぐい引き込まれます。まだ2巻までしか読んでいませんが、続きが読みたくなる面白さです!

魅力② 犯人・探偵役のキャラクター

キャラクターの設定も秀逸しゅういつだと思います。
推理合戦のストーリーによくある、「頭の良すぎる犯人vs負け知らずの探偵」のような、とっつきにくい要素はありません。

犯人以外のキャラクター(特にアラタの周辺の人物)は、どこにでもいそうな人たちです。アラタ自身もやっていることは突飛ですが、変人ではありません。むしろアラタが裏表のない性格(犯人には嘘つきまくりですが)なので、読者もついていきやすいです。

組み合わせとしては、「昔やんちゃしていた正義感のある常識人vsサイコな女性連続殺人犯」ですね。なんとも斬新ざんしんです。

魅力③ 心理の描き方が鋭い

魅力①とも関係しますが、とにかく心理戦です。物理的に触れることができないので、相手の心をいかに読むか・ほしい答えを得るために揺さぶるのか?を中心に進みます。

アラタサイド、犯人サイドで『そういう答え方をするのか!』とか『え、そっちに行くの?』とか、予想外の展開が出てくるので、読んでいて退屈しません。

また、ストーリーが進むにつれて、少しずつ変化していく登場人物たちの心情も見どころです。

映像化への期待

この作品は連載が終わったら映像化するだろうなーと思います。
ストーリーがものすごくしっかりしているので、ドラマ化も行けると思いますし、むしろアニメで作ってもいいかもしれません。
仮に日本でできないならアメリカでも韓国でも原作で売り込んだらいいのに…と勝手に空想してしまいました(笑)。Netflixオリジナルのドラマとかだったら最高ですね!

終わりに

現在2巻までしか読んでいないので何とも言えませんが、グロい描写もそこまで出てきていません。
すずやとしては、人間のずるさや汚い本音も鋭く描かれており、洞察どうさつの深さが伝わるので、きっとこの先も面白くなるはず…!という期待しかしていません。
サスペンスのドキドキする展開を求めてる!という方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

こちらからは以上です!

※尚、この文章はあくまで個人の感想です。
 作品を読む場合は、各自の責任において行っていただきますようお願いいたします。
 

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