【推しの子】最終話まで読みました記念2。クリスマスには2つの意味がありますか?

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クリスマスの二つの意味

アクアが死んだのは12月25日のクリスマスです。

キリスト(救世主)の誕生を祝う日にアクアが死んで救世主になるのか・

と思っていましたが。

おなじみグーグル検索で調べたところ、キリストの誕生を祝う日以外の意味が検索されました!

なんと「太陽神ミトラの復活の日」だそうです。

太陽の復活の日

ミトラ教とは元々イラン高原のあたりで信仰されていた宗教で、前1世紀にローマのポンペイウスが小アジアを征服したことを機にローマへ伝わったと言われています。

ミトラ教では最も昼の時間が短い冬至の日を境に昼の時間が長くなっていくことから、冬至の日(当時は12月25日)を太陽神ミトラの復活の日としていたそうです。

キリストの誕生日は実は正式には分かっておらず、現在のいわゆるクリスマスは、先に根付いていたこのミトラ教の祝祭日に意味付けを加えたもののようです。

クリスマスと言えば・・

それか、もっと気楽に考えれば、クリスマスツリーには「星」が飾られるから、ということも考えられるかもしれません。

ニノ

ちなみにニノの新野冬子という名前も、これって冬至の事では?と思っているすずやです。

『推しに願いを』の著作権

一個すずやが気になっていることとしては、アクアが死ぬ場面(第164話『終幕』)で「歌が聞こえる」って言ってるじゃないですか?

で、その前にルビーが「これは私が一番好きな曲。届いてください、『推しに願いを』!!」(第160話『eye』)って言ってて、

アクアの場面に大きい星が輝いているので、聞こえると言っている歌は『推しに願いを』(星に願いをのパロ題名)と思うんですよね。

ただ、『推しに願いを』の曲名は、既に暴露系Youtuberのコレコレさんがプロデュースし、戦慄かなのさんが歌っているので、このあたりの兼ね合いはどうなるんだろう?と他人事ながら心配しています。

同じタイトルの歌って発表できるのかな?

コレコレさんは交渉不可の人ではないと思うけど、初手で変な絡め手を使うとこじれるので、【推しの子】側のスタッフは常識的な人を交渉役に据えてもらいたいと草場ならぬインターネットの海辺の岩礁から祈っております。

アクアの生き方

アクアがツクヨミと死に際に会話していますが、すずやも一回聞いてみたくなりました。

『その生き方でいいの?』って。

1回目は祖母に決められて、2回目は妹のために死んで、自分のために生きてないように見えるけどそれでいいの?

すずやはまあ、「人はみな自分のために生きるべし!」っていう人生観なので。

正直、そこまでの妹に対する愛情というのはすずやの理解を超えているので、すずやとしては「この人いきなり自分の人生は妹のためとか言い出した・・」という感想です。

というか、そう考えざるを得ないのでは?、とこっそり思います。

しかも死んだ後は二枚貝の貝殻の一枚だけ置かれてて「二人で一人」が強調されているのがまた可哀そうでした。

嘘は愛?

この作品の中では一貫して嘘は愛と言われていますが、真実が必要な時もあるよね?とも思います。

というか、最終話のあとの読み切りでは、推しになる・推しを求めるひとたちの間には本当じゃないけど本当みたいな愛がある(意訳)と書かれていますが、それはあくまで「推し」界隈とか、クリエイターの話だよなぁとは思いました。

そういえば物語の最初は、推す人間はアイドルに惹かれて歪むのに手を伸ばすのをやめられない!推す人間から見てアイドルは絶対的な光!って言ってて結果アイが死んだのに、

最後は自分たちが一生懸命生きてその光が他の人を照らす!みんな輝こうね!

って言ってて、微妙に話をずらされている気がするけどすずやの気のせいですかね?

死の重み

カミキヒカルが姫川夫妻、良介がアイ、ニノがアイと良介の死によって壊れたわけですが、アクアの死は誰も傷つかずむしろみんなを幸せにしていったのが不思議というかなんというか。

すずやはフィクション関係では性格悪い人間なので、ひとりの人間が死んで他の全員がすごく幸せになるなら、少しずつ不便や不幸を分け合って一人を生かす道があってもいいんじゃないのかなとは思いました。

アクアの光が消えた分、闇が増えればその分他の星が輝くのか―、理不尽。っていう感じです。(最終話後の読み切りではみんな活躍してる)

もちろん、残されたキャラクターたちにできることは「背負って生きる」以外にはないので、言ってもしょうがないことなのは理解しています。

ルビーと他のキャラクターがアクアの死を耐えて頑張る→つらい現実に耐えて生きることは尊いよね、という教えのための死ですから。

なのでルビー含む全員でカミキヒカルを殺人して隠ぺい、全員で嘘をつきながら生きていく、みたいな「罪は裁かれず、みんな幸せ、でもみんな後ろ暗い」みたいなことは、「善意(を信じよ)」ベースで描かれている【推しの子】ではありえない結末なんでしょうね。

うーん、むずかしい。

関係各位に御礼!

作者のかた、または関係各位の皆様におかれましては、素晴らしい作品をこの世に生み出し、しかも完結まで書いていただき(←これ大事)、大変感謝しております。

ないことないことブログに書いておりますが、大変楽しませていただきました。

どうもありがとうございました!!

終わりに

さて、いかがでしたでしょうか。

楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、本日はこれにて。

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