さて熊野ノブユキというキャラクターの名前。
これをもし漢字で書いたらどうなるでしょう?
すずやが最初思いついたのは、ノブユキは「信行」、「信幸」とかかな、と。
で、次の瞬間思いました。
これ、音読みしたら熊野信仰(くまのしんこう)じゃん(爆)
え?
・・・え?
・・・・・・本当に熊野信仰じゃないよね?
って思ってググりました。
ここまで読んだ皆さんならもうお気づきでしょうが、
ここで何も用意をしていない作者ではないのですよ・・・。
というわけで、本日は『今ガチ』メンバーの名前について、ライト&ポップにお伝えしたいと思います☆
※登場人物の〆については、3巻#025をご覧ください。
熊野ノブユキ×鷲見ゆき
『今ガチ』のメインキャストである熊野ノブユキ。
熊野信仰じゃない?と思ったので、とりあえず熊野でぐぐりました。
熊野神社にはスサノオのミコトが祀られており、神の使いである八咫烏(ヤタガラス)ともゆかりが深い。
ちなみに、天皇が神社などに詣でることを「御幸(みゆき)」と言います。
はい、皆さん分かりましたね?
熊野ノブユキ×鷲見ゆき =熊野詣(くまのもうで) です!!
古事記における”鷲”
鷲見ゆきの「みゆき」について書きましたが、
じゃあ鷲は?なんか意味あんの?
という声が聞こえてきそうなので、それについても書いておきます。
古事記の天岩戸の段には、ダンサーであるアメノウズメの他に弦楽器を演奏する神様がいて、
その弦楽器に鷲が止まったので、大変縁起のいい鳥として書かれています。
森本ケンゴ
この森本ケンゴという名前。
めっちゃ普通じゃないですか?
だから、何もないと思ってしまうんですが・・・。
皆さん、「森本神社」でググりましょう☆
必ず何か出て来るのが【推しの子】の【推しの子】たる所以なんですよね。
はい、出ましたね!
森本神社という神社が滋賀県にあります!
で、ここで祀られている神様は、「天岩戸を神格化した神様」だそうです。
いやー、それはどう考えてもケンゴ(堅固)ですよね!
って突っ込んだすずやは悪くないと思います(笑)
『今ガチ』編は、黒川あかね≒天照の大御神
さて、先ほども古事記に言及しましたが、
『今ガチ』編は黒川あかねが天照大御神ポジションです。
あかねという名前は日が昇ったときの空の色とされており、太陽や昼と関連性の強い単語です。
『今ガチ』編では、炎上によって活動不能になった黒川あかね(3巻#032)と、天岩戸に引きこもった天照大御神が重なるように構成されています。
そして、この神様(あかね)を引っ張り出すために、外にいる神々(アクア)たちが活躍するというわけです。
ちなみに古事記では踊り手(女性)であるアメノウズメが大活躍するのですが、同じダンサーである熊野ノブユキが全く活躍しないのは、
あえて古事記からは目をそらそうとしているのかもしれませんね。
あかねという名前はバトン
古語では「あかねさす」という枕詞があります。
これは、昼や太陽といった言葉が必ず後ろにつく言葉になります。
では、黒川あかねのがあとに射す「太陽」は誰なの?という点については、
次回お話ししたいと思います!
個人的には、彼女の名前に向かって他の女性キャラクターの名前を決められている節があるので、
その他女性キャラクターに若干同情しているすずやです。
終わりに
さて、今回は『今ガチ編』の天岩戸との相似について書きましたが、
次回は『東京ブレイド編』についても語りたいと思います。
それでは、本日はこれにて。
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